こんにちは、りさです。Sonos Rayは、Sonosのサウンドバーで一番手を出しやすいモデルです。結論から言うと、6畳のテレビ用や実家へのプレゼントならかなりアリ。ただし、HDMIがありません。光デジタル出力のないテレビ、Dolby Atmosを楽しみたい人、ゲームで遅延にシビアな人は、最初からBeam Gen2を見た方が後悔しません。
- テレビに光デジタル出力があるなら、Rayは6畳から8畳のテレビ音改善に向いています。
- HDMI eARC、Dolby Atmos、映画の迫力を重視するならBeam Gen2へ行った方がいいです。
- 実家へのプレゼントなら、買う前にテレビ背面の光デジタル端子とWi-Fi環境を確認してください。
- PCデスク用なら、AirPlayの遅延を許せる作業・動画向き。FPSや音ゲー用としては微妙です。
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Sonos Rayは安いSonosではなく、条件が合う人向け
Rayを「Sonosの安いサウンドバー」とだけ見ると、判断を間違えます。Rayは価格を抑えたモデルですが、削られている部分がかなり明確です。HDMIなし。Dolby Atmosなし。Bluetoothなし。音声アシスタント用マイクもありません。
その代わり、テレビのセリフを聞き取りやすくする、テレビ台に置きやすい、操作を増やさない。この3つには強いです。私は実家のテレビにサウンドバーを足すなら、こういう分かりやすさはかなり大事だと思っています。
親世代に「HDMI ARCを設定して」「音声出力をビットストリームにして」と説明するのは、正直ちょっとしんどいです。Rayなら光デジタルケーブルを挿して、Sonosアプリで初期設定。あとはテレビリモコンで音量調整。この単純さは、プレゼント用途では武器になります。
ただし、最近の薄型テレビでも光デジタル出力がないモデルがあります。ここを見ずに買うと詰みます。RayはHDMIに逃げられません。
RayのスペックとBeam Gen2との違い
Rayを買う前に、Beam Gen2との違いだけは見てください。価格差はありますが、できることがかなり違います。
| 項目 | Sonos Ray | Sonos Beam Gen2 |
|---|---|---|
| 公式価格 | 34,800円 | 64,800円 |
| サイズ | 幅557mm × 高さ70mm × 奥行き93mm | 幅651mm × 高さ69mm × 奥行き100mm |
| 重量 | 約1.9kg | 約2.8kg |
| テレビ接続 | 光デジタル | HDMI eARC / ARC、光デジタルアダプター |
| Dolby Atmos | 非対応 | 対応 |
| Bluetooth | 非対応 | 非対応 |
| 向いている部屋 | 6畳のテレビ、実家、小さめのテレビ台 | 6畳から10畳の映画、ゲーム、長く使うテレビ周り |
Rayはサイズがいいです。テレビ下にすっと入るし、白を選ぶとデスクや明るい部屋にもなじみます。見た目だけなら、BeamよりRayの方が一人暮らしの部屋に置きやすいと感じます。
でも、映画をちゃんと見るならBeam Gen2が強いです。HDMI eARCでテレビとつなげて、Dolby Atmosにも対応。Switch、PS5、Netflix、Disney+あたりをよく使うなら、Rayの安さよりBeamの安心感が勝つ場面は多いです。
詳しく迷うなら、Sonos RayとBeam Gen2の比較記事も見てください。私は「テレビ用で迷うならBeam、価格とサイズを優先するならRay」という分け方をしています。
実家へのプレゼントならRayはかなり強い
Rayの良さが一番出るのは、実家のテレビです。薄型テレビは画面がきれいでも、音は下向きや背面から出ていることが多く、セリフがぼやけます。親が「今なんて言った?」と聞き返すなら、テレビそのものより音の出口を変えた方が早いです。
Rayはセリフの輪郭が前に出ます。ニュース、ドラマ、バラエティの声が聞き取りやすくなるので、音量をやたら上げなくて済みます。これは地味ですが、毎日テレビを見る家では効きます。
ナイトサウンドも相性がいいです。夜の映画やドラマで急に効果音が大きくなる場面を抑えられます。家族と暮らしている家だと、こういう機能の方が派手な立体音響より喜ばれることがあります。
ただ、プレゼント前に必ずやることがあります。テレビ背面の光デジタル端子を写真で送ってもらう。Wi-Fiのパスワードを用意してもらう。設置するテレビ台の横幅と高さを測る。この3つです。ここを省くと、開封した日に設置できない事故が起きます。

6畳の一人暮らしテレビならRayで十分な人も多い
6畳のワンルームでテレビが32インチから43インチくらいなら、Rayで満足する人は多いです。横幅557mmなので、テレビ台の上でも圧迫感が出にくいです。ArcやArc Ultraまで行くと、音より先に部屋が負けます。
Rayは低音を床に響かせるタイプではありません。ここは賃貸ではむしろ助かります。夜にドラマやYouTubeを見る、ニュースや配信番組の声を聞き取りたい。そういう使い方なら、Ray単体でかなり現実的です。
逆に、映画館っぽい迫力を期待すると弱いです。爆発音の厚み、雨音が上から降る感じ、背後から回り込む効果音。そういう体験はRayの役目ではありません。そこまで欲しいならBeam Gen2か、さらに上のArc系を見てください。
私は賃貸の夜用サウンドバーとしてRayは好きです。派手すぎないから、日常で使いやすい。とはいえ、最初から映画中心ならRayを選ぶ理由は薄くなります。
PCデスク用はアリ。ただしゲーム用ではない
RayをPCデスクに置く使い方は、見た目がかなり好きです。27インチ前後のモニター下に収まりやすく、白いRayならデスク周りに置くと映えます。いかにもゲーミングスピーカーという感じが出にくいのも良いところです。
ただし、PCスピーカーとして万能ではありません。MacならAirPlay 2で音を飛ばせますが、遅延があります。動画視聴はアプリ側で補正される場面もありますが、FPS、音ゲー、リアルタイム性のあるゲームでは気になります。
Windowsやゲーム機で使うなら、光デジタル出力が必要です。最近のモニターやPCには光デジタルがないことも多いので、変換アダプターまで考える必要があります。そこまでしてRayをデスクに置くかは、人を選びます。
作業BGM、YouTube、動画編集のラフ確認、在宅ワークの気分転換ならRayは気持ちいいです。逆に、音の遅延や定位を気にするゲーム用なら、USB接続のスピーカーかヘッドホンを選んだ方が安全です。

Rayが向かない人、買って後悔しやすい人
Rayで後悔しやすいのは、まずHDMIでつなぐつもりだった人です。RayにはHDMI端子がありません。テレビ側に光デジタル出力がないなら、購入候補から外していいです。
買わなくていい人もはっきりしています。新しいテレビでHDMI eARCまで使いたい人、PS5や映画配信をよく見る人、音の遅延に敏感なゲーム用途の人にはRayは向かないです。価格だけでRayを選ぶと、あとからBeam Gen2が欲しくなります。
次に、Dolby Atmos目的の人。RayはDolby Atmosに対応していません。NetflixやDisney+で映画をよく見るなら、Rayを買ってからBeam Gen2が気になり始める可能性が高いです。ここは最初から背伸びした方が結果的に安いこともあります。
Bluetoothでスマホ音楽を流したい人にも向きません。RayはBluetooth非対応です。iPhoneならAirPlay 2、SpotifyならSpotify Connectなどで使えますが、Android中心で手軽なBluetooth接続を期待しているならズレます。
低音好きも注意です。Ray単体の低音は上品寄りで、床を揺らすタイプではありません。低音を足すならSub Miniも候補ですが、そこまで足すならRayを選ぶ意味が薄くなる人もいます。賃貸で深夜に使うならRay単体、映画の迫力を狙うならBeam Gen2以上。私はそう分けます。
Rayを買っていい人
Rayを買っていいのは、テレビの声を聞き取りやすくしたい人です。ドラマ、ニュース、バラエティ、YouTube。派手な映画音響ではなく、毎日のテレビ音をきれいにしたいならRayはかなり現実的です。
実家へのプレゼントにも向いています。特に、テレビの音が聞き取りにくくて音量が大きくなりがちな家。本人が細かい設定を触らなくても、最初にこちらで設定しておけば日常的に使えます。
一人暮らしの部屋で、白系・木目系のテレビ台にすっきり置きたい人にも合います。黒い大型サウンドバーだと部屋が重く見えることがありますが、Rayの白はかなり軽いです。生活感が出にくいのは、普通にうれしいです。
Sonos入門としてもアリです。アプリで音楽を流し、将来的にBeamやEraシリーズへ広げる入口になります。ただ、最初から本格ホームシアターが目的なら、Rayを経由せずBeam Gen2に進んだ方が迷いが少ないです。
購入前チェックリスト
- テレビに光デジタル出力があるか
- HDMI eARCやDolby Atmosが必要ではないか
- テレビ台に幅557mm以上の置き場所があるか
- Wi-Fi環境とSonosアプリで初期設定できる人がいるか
- Bluetooth接続を期待していないか
- PCデスク用ならAirPlay遅延を許せる用途か
- 映画の迫力より、セリフの聞き取りを優先したいか
このチェックで引っかかるのがHDMIやDolby Atmosなら、RayではなくBeam Gen2です。置き場所やプレゼント用途で迷っているだけなら、Rayはかなり良い落としどころになります。
FAQ
Sonos RayはHDMIでテレビにつなげますか?
つなげません。Rayのテレビ入力は光デジタルです。HDMI ARCやeARCで使いたい場合はBeam Gen2以上を選ぶ方が自然です。
RayはDolby Atmosに対応していますか?
対応していません。映画の立体音響を重視するならBeam Gen2、Arc、Arc Ultraを見た方がいいです。Rayはセリフの聞き取りや日常のテレビ音改善が得意です。
RayはBluetoothでスマホから音楽を流せますか?
Bluetoothには対応していません。iPhoneならAirPlay 2、SpotifyならSpotify Connect、Sonosアプリからの再生が中心です。Bluetooth前提の人は注意してください。
RayはPCスピーカーとして使えますか?
使えますが、用途を選びます。MacのAirPlay 2なら作業BGMや動画視聴には合います。ゲームやリアルタイム用途では遅延が気になるので、光デジタル接続できる環境か別のスピーカーを検討してください。
RayとBeam Gen2ならどちらを買うべきですか?
テレビのセリフ改善とサイズ重視ならRay。映画、ゲーム、HDMI eARC、Dolby Atmosまで見るならBeam Gen2です。迷って長く使うならBeam Gen2の方が後悔しにくいです。
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最終結論
Sonos Rayは、安いから買うサウンドバーではありません。光デジタルで困らないテレビ、6畳くらいの部屋、セリフの聞き取り、実家へのプレゼント。この条件がそろうとかなり強いです。
逆に、HDMIでつなぎたい人、映画の立体音響まで欲しい人、Bluetoothで気軽に使いたい人、ゲーム用のPCスピーカーを探している人には微妙です。ここをぼかすと、買ったあとに「Beamにすればよかった」となります。
私の結論は、実家や小さめのテレビならRay、映画とゲームまで見るならBeam Gen2。Rayは小さいけれど、ハマる場所ではちゃんと頼れるSonosです。
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