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Sonos Era 100レビュー|6畳間が高級オーディオルームに変わる、次世代スピーカーの実力

「スピーカーに4万円って、正直高くない?」

そう思うのは当然だ。僕だって最初はそうだった。1Kの狭い部屋に住んでる20代が、たかがスピーカーに4万円も出すなんて、ちょっとイカれてると思われるかもしれない。

でも、結論から言おう。Sonos Era 100は、僕の6畳間を「ただの寝床」から「毎日帰りたくなる空間」に変えてくれた。

正直、この体験を知ってしまった今、スマホの内蔵スピーカーで音楽を聴いていた頃には戻れない。あれは「音楽を聴いていた」んじゃなくて、「音が鳴っていた」だけだったんだと気づかされる。

この記事では、Sonos Era 100を半年以上使い倒してきた僕が、本音でレビューしていく。スペック表を眺めるだけじゃ分からない「実際どうなの?」という部分を、できる限り具体的に伝えたいと思う。


目次

Sonos Era 100とは?3行でサクッと解説

まずはSonos Era 100が何者なのか、サクッと整理しておこう。

  • 2023年3月発売、人気モデルSonos Oneの後継機
  • 定価39,800円(実売は約27,000〜30,000円程度)
  • 1台でステレオ再生できる、Wi-Fi/Bluetooth対応スマートスピーカー

ポイントは「1台でステレオ再生」という部分。前モデルのSonos Oneはモノラル再生だったから、ステレオで聴きたければ2台買う必要があった。Era 100なら1台で完結する。これ、地味に革命だ。


音質レビュー|「このサイズでこの音が出るの?」という衝撃

Era 100を初めて鳴らした瞬間、正直ビビった。

「え、この小さいスピーカーから、この音出てんの?」

高さ18cm、幅12cmくらいのコンパクトなボディからは想像できないほど、低音がズシンと響く。前モデルから25%大型化されたウーファーの恩恵だろう。安いBluetoothスピーカーにありがちな「シャカシャカした軽い音」とは次元が違う。

特に感動したのは、ボーカルのクリアさだ。2基のツイーターが左右に配置されているおかげで、歌声が「スピーカーから聞こえる」んじゃなくて、「部屋の空間に存在する」感覚になる。音の分離がいいから、バンドサウンドを聴いても各楽器がゴチャつかない。

具体的にどんな体験になるか、例を挙げよう。

Apple MusicでOfficial髭男dismの「Pretender」を再生してみる。スマホのスピーカーだと「なんか曲が流れてるな」くらいの感覚だけど、Era 100で聴くと藤原聡のファルセットが空中に浮かび上がるように響く。サビで入るドラムのキックが腹に来る。6畳間がライブハウスになる瞬間だ。

映画やドラマとの相性も抜群。Netflixでアクション映画を観るとき、Era 100をテレビに接続(AirPlayかBluetooth経由)すれば、爆発音や銃声の迫力が段違い。テレビの内蔵スピーカーが「おもちゃ」に感じてしまうレベル。


TruePlay|部屋に合わせて音を自動調整してくれる神機能

Era 100の隠れた強みが「TruePlay」という機能だ。

これは何かというと、スピーカーが自分で測定音を出して、部屋の形状や壁との距離を分析し、最適な音響に自動調整してくれる機能。つまり、どんな部屋に置いても「その部屋のベストな音」を出してくれる。

僕の部屋は壁際にデスクがあって、スピーカーの置き場所が限られている。普通のスピーカーだと壁に近すぎて低音がこもったり、反射音が気になったりするんだけど、Era 100はTruePlayを実行するだけで解決してくれた。

これ、地味にめちゃくちゃ大事。特に東京の狭い1Kで暮らしている僕らにとって、スピーカーの置き場所を「音響的に理想的な位置」に置けることなんてほぼない。その制約をソフトウェアで解決してくれるのは、マジでありがたい。

ちなみにAndroidユーザーでもTruePlayは使える(以前はiOS限定だった)。ただし、iOSの「高度なチューニング」に対し、Androidは「クイックチューニング」のみ対応。それでも効果は十分に体感できるから安心してほしい。


デザイン|インテリアに溶け込むミニマルな佇まい

正直、僕がSonosを選んだ理由の半分は「見た目」だ。

Era 100はマットな質感の円柱形で、無駄な装飾が一切ない。ブラックとホワイトの2色展開で、どちらも部屋に自然に馴染む。安っぽいLEDがピカピカ光ったりしないのも好印象。

上面には音量調整用のスライダーと再生ボタンがあるんだけど、これがボタンじゃなくて「窪み」になっている。触れてスライドすれば音量が変わる仕組みで、デザインの一体感を損なわない。こういう細部へのこだわりが、4万円の価値を感じさせてくれる。

電源ケーブル1本だけで動くから、配線がゴチャゴチャしないのも地味にポイント高い。デスクの上に置いても、ベッドサイドに置いても、キッチンカウンターに置いても様になる。

ぶっちゃけ、Apple HomePodより洗練されてると思う。HomePodは丸すぎて「オブジェ感」が強いけど、Era 100は「高級オーディオ機器」としての品格がある。


Sonos Oneからアップグレードする価値はあるか?

すでにSonos Oneを持っている人は「Era 100に買い替えるべき?」と迷うかもしれない。

結論から言うと、予算に余裕があるならアップグレードの価値は十分ある。

主な違いを整理しておこう。

Era 100が進化したポイント

  1. モノラル→ステレオ再生に対応(1台で左右の音が分離する)
  2. ウーファー25%大型化で低音の迫力が増した
  3. Bluetooth対応(Wi-Fiがなくても使える)
  4. USB-C経由でライン入力対応(レコードプレーヤーも接続可)
  5. 処理能力47%向上でレスポンスが速くなった
  6. Wi-Fi 6対応で接続が安定

特に「1台でステレオ再生」は体験が大きく変わる。Sonos Oneはスピーカーの真正面に音が飛んでくる感覚だったけど、Era 100は左右に音が広がって、空間全体を包み込む。

ただし、Sonos OneとEra 100はステレオペアが組めない点は注意。もしSonos Oneを2台持っていて満足しているなら、無理にEra 100に乗り換える必要はないと思う。


他社スピーカーとの比較|HomePodやEcho Studioとどう違う?

この価格帯でライバルになるのは、AppleのHomePodとAmazonのEcho Studio。実際に比較してみた感想を書いておく。

Apple HomePod(第2世代)との比較

HomePodの長所は、Apple製品との連携がシームレスなこと。iPhoneを近づけるだけで接続できるし、Siriの反応も速い。

ただ、音質面ではEra 100の方が好み。HomePodは音がこもりがちで、特にボーカルの抜けが悪い印象。Era 100はクリアで解像感が高い。

あと、HomePodはAppleエコシステム外のデバイスだと使いにくい。AndroidユーザーやWindows PCがメインの人には、Era 100の方が柔軟に使える。

Amazon Echo Studioとの比較

Echo Studioは3Dオーディオ対応で、Amazon Music HDとの相性が良い。ただ、ペアリングの安定性はSonosの方が上。Echo Studioは時々片方しか鳴らなかったり、謎の挙動をすることがある(僕の環境だけかもしれないけど)。

音質は好みが分かれるところだけど、Era 100の方がメリハリがあって派手。Echo Studioは落ち着いた音。

どちらを選ぶかは音楽サービスとの相性も関係してくる。Amazon Music中心ならEcho Studio、Apple MusicやSpotify中心ならEra 100という選び方もアリ。


デメリット・注意点|買う前に知っておくべきこと

Era 100は素晴らしいスピーカーだけど、万能じゃない。正直に気になるポイントも書いておく。

1. 持ち運びには向かない

Era 100はバッテリー非搭載。常に電源ケーブルに接続しておく必要がある。「キャンプや公園で使いたい」という人には向かない。ポータブル用途なら、同じSonosのRoam 2を検討してほしい。

→ Sonos Roam 2のレビュー記事はこちら 「Sonos Roam長期レビュー:お風呂も旅先もこれ一台。BluetoothとWi-Fiの二刀流が最強な理由

2. Dolby Atmos非対応

上位モデルのEra 300はDolby Atmos(空間オーディオ)に対応しているけど、Era 100は非対応。映画の立体音響を極めたいなら、Era 300かサウンドバーのArcを検討した方がいい。

Sonos Era 300 レビュー:空間オーディオの衝撃と設置場所の注意点

3. Google アシスタント非対応

Era 100はAmazon Alexaには対応しているけど、Googleアシスタントには非対応。前モデルのSonos OneはGoogle対応だったから、ここはちょっと残念。Googleホームで家電を操作している人は注意。

4. 別売りアダプターが必要な場面がある

ライン入力(レコードプレーヤーなどを接続)するには、別売りの「Sonosライン入力アダプター」(2,980円)か「Sonosコンボアダプター」が必要。本体だけでは有線接続できない点は覚えておこう。


こんな人にEra 100はおすすめ

最後に、Era 100が向いている人・向いていない人を整理しておく。

Era 100が向いている人

  • 1台で本格的なステレオサウンドを楽しみたい
  • 東京の狭い部屋でも良い音を出したい
  • デザインにこだわりたい(部屋に馴染むスピーカーがいい)
  • Apple Music、Spotify、Amazon Musicなど複数のサービスを使い分けている
  • 将来的にSonosのサウンドバーと組み合わせてサラウンドを構築したい

Era 100が向いていない人

  • 外に持ち出してBBQやキャンプで使いたい→Roam 2がおすすめ
  • Dolby Atmosで映画を楽しみたい→Era 300かArcがおすすめ
  • Googleアシスタントで家電を操作したい→HomePodかEchoの方が無難
  • 予算が2万円以下→Sonos Rayかサードパーティ製スピーカーを検討

→参考記事 :Sonos Ray レビュー:実家にプレゼントしたらめちゃくちゃ喜ばれた話。PCスピーカーとしても最適!


まとめ|「良い音」は毎日の生活を確実に変える

Sonos Era 100は、僕にとって「生活の質を上げるための必要経費」だった。

毎朝、コーヒーを淹れながらSpotifyでジャズを流す。仕事終わりにNetflixを観るとき、映画館みたいな迫力で没入できる。週末の夜、酒を飲みながらアナログレコードを聴く。

こういう「ちょっと上質な日常」を4万円で手に入れられるなら、安いもんだと思う。

ソシャゲのガチャに4万円使っても、1ヶ月後には何も残らない。でもEra 100は、これから何年も僕の生活を豊かにしてくれる。課金すべきはソシャゲより、リアル空間だ。

「スピーカーに4万円は高い」と思っていた過去の自分に言いたい。これは「スピーカー」を買っているんじゃない。「毎日帰りたくなる部屋」を買っているんだ。


Sonos Era 100の購入はこちら


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