MENU

Sonos Era 100 レビュー|Oneから何が進化した?ステレオ再生の臨場感が凄い

率直に言ってしまうと、Sonos Era 100は、先代のSonos Oneから「別モノ」と呼べるほど進化したスピーカーだ。

正直、僕は最初「後継機でしょ?マイナーチェンジじゃないの?」くらいに思っていた。でも実際に自宅で使い始めて、その認識は完全に覆された。1台でステレオ再生ができる、Bluetooth対応になった、低音がパワフルになった。この3つの進化だけで、OneとEra 100は完全に別物だと断言できる。

この記事では、Era 100を毎日使い込んでいる僕が、Oneからの具体的な進化ポイントと、実際の使用感を本音でレビューする。

「Era 100とOneで迷ってる」「Sonosのスピーカーが気になってるけど、約4万円の価値があるのか不安」という人は、ぜひ最後まで読んでほしい。きっと答えが見つかるはずだ。


目次

Sonos Era 100とは?Oneの正統後継機

まず、Era 100の立ち位置を整理しておこう。

Sonos Era 100は、2023年3月に発売されたスマートスピーカーだ。長年Sonosのエントリーモデルとして親しまれてきた「Sonos One」の後継機という位置づけになる。

価格はメーカー希望価格で39,800円(税込)。実売では3万円を切ることもある。

Sonosを知らない人のために簡単に説明すると、Sonosはアメリカ発の高音質ワイヤレススピーカーブランドだ。Wi-Fiベースのマルチルーム対応で、複数のスピーカーを家中でシームレスに連携させられる。Apple製品との相性も抜群で、AirPlay 2にも対応している。

そしてEra 100の最大の特徴は、Sonosサウンドバー(ArcやBeam)のリアスピーカーとしても使えること。つまり、まずはEra 100単体で音楽を楽しんで、後からサウンドバーを買い足してホームシアター化することもできるわけだ。

この「拡張性」こそがSonosの強みであり、僕がSonosを選んだ最大の理由でもある。


Sonos OneとEra 100の違い|3つの決定的な進化ポイント

では、具体的にOneから何が変わったのか。重要な進化ポイントを3つ解説する。

進化ポイント1:1台でステレオ再生が可能になった

これが最もインパクトのある進化だ。

Sonos Oneはモノラルスピーカーだった。つまり1台だけだと、音が真正面からしか出てこない。ステレオ再生したければ、2台買って「ステレオペア」を組む必要があった。

一方、Era 100はツイーターを2基搭載している。左前と右前に向けて配置されたこの2つのツイーターにより、1台だけでもステレオ再生ができるようになった。

「え、たかがステレオでしょ?」と思うかもしれない。でも実際に聴いてみると、音の広がりが全然違う。

Oneが「スピーカーから音が出てる」という感覚だとすると、Era 100は「部屋に音が満ちてる」という感覚になる。ボーカルが浮き上がり、楽器が左右に分離し、奥行きが生まれる。

特にライブ音源や映画のサウンドトラックを聴くと、この違いは歴然だ。正直、Oneと比べて「こんなに違うの?」とビビった。

進化ポイント2:ウーファーが25%大型化してパワフルに

Era 100は、ミッドレンジウーファーが従来比25%大型化している。

これにより、低音の再生能力が大幅に向上。深みのある低音が出るようになった。

僕は普段、Apple MusicでR&Bやヒップホップを聴くことが多いんだけど、Era 100にしてからベースラインの存在感が明らかに増した。腹に響くような低音がちゃんと出る。

もちろん、サブウーファーには敵わない。でも「1台でここまで低音が出るのか」という驚きがあった。

6畳〜8畳程度の部屋なら、Era 100単体でも十分な低音が楽しめる。これはSonosの音響設計の力だと思う。

進化ポイント3:Bluetooth接続に対応

Era 100からBluetooth接続に対応した。これ、地味に革命的。

Sonos Oneは基本的にWi-Fi接続専用だった。つまり、Sonosアプリから音楽を再生するか、AirPlayで飛ばすかの二択。友達が遊びに来て「ちょっとこの曲かけて」となったとき、いちいちWi-Fi設定が必要だった。

Era 100なら、背面のボタンを長押しするだけでBluetoothペアリングモードに入る。Androidユーザーの友達でも、すぐにスピーカーを使ってもらえる。

また、Wi-Fi環境がない場所(実家とか、旅行先とか)でも使えるのは大きい。ただし、Era 100は据え置き型でバッテリー非搭載なので、持ち運び用途ならRoamやMoveの方が適している。


僕がEra 100を選んだ理由|リアスピーカーとして最適解

ここからは、僕の実体験を交えてレビューしていく。

現在、僕のホームシアター構成はこうなっている。

  • テレビ:TCL 75インチ
  • サウンドバー:Sonos Arc
  • サブウーファー:Sonos Sub Mini
  • リアスピーカー:Sonos Era 100 × 2台

この構成で、いわゆる「5.1chサラウンド」を実現している。正確には、Dolby Atmosコンテンツを再生すると「7.1.4ch相当」のバーチャルサラウンドになる。

なぜリアスピーカーにEra 100を選んだのか。理由は3つある。

理由1:Oneとは別物の音質

先ほど書いた通り、Era 100はOneから音質が大幅に向上している。特に低音と高音の伸びが違う。

リアスピーカーって「おまけ」だと思われがちだけど、実際に映画を観ると分かる。後ろから聞こえる足音、頭上を通過するヘリコプター、森の中の虫の声。これらの環境音がリアスピーカーから鳴る。

ここがショボいと、せっかくのサラウンドが台無しになる。Era 100にしたことで、後方の音の解像度が明らかに上がった。

理由2:将来の拡張性

Era 100は、リアスピーカーから「ステレオペア」に切り替えることもできる。

例えば、将来的にArc Ultraにアップグレードして、Era 300をリアに使うことになったとする。そしたら、今使ってるEra 100×2台は別の部屋でステレオペアとして活用できる。

Sonosの良いところは、こういう柔軟性があること。買った機材が無駄にならない。

理由3:見た目がシンプルでインテリアを邪魔しない

Era 100は円筒形のミニマルなデザインで、どんな部屋にも馴染む。

僕は黒を選んだけど、白もある。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。マット仕上げで指紋も目立ちにくい。

リアスピーカーって部屋の後ろに置くから、あまり目立たない方がいい。Era 100はそのへんもちょうどいい。


Era 100をステレオペアで使う|2台で真価を発揮

Era 100は1台でもステレオ再生できると書いた。でも正直に言うと、2台でステレオペアを組んだ時の音は別次元だ。

ステレオペアの設定は超簡単

Sonosアプリで「ステレオペアを設定する」を選ぶだけ。左右の配置を選んで、Trueplay(後述)を実行すれば完了。所要時間は5分もかからない。

2台ステレオペアの音質は圧巻

1台のEra 100が「部屋に音が満ちる」感覚だとすると、2台のステレオペアは「ライブ会場にいる」感覚になる。

左右の分離が完璧で、音の定位がハッキリする。ボーカルが目の前に浮かび上がり、ギターが左から、ドラムが右から聴こえる。音場が一気に広がる。

僕は普段リアスピーカーとして使っているけど、たまに「ステレオペアとして音楽を聴きたい」と思うことがある。そういう時は、サラウンドグループを解除して、Era 100×2台をステレオペアに切り替える。

この柔軟性がSonosの強みだ。

単体と2台、どっちを選ぶべき?

予算に余裕があるなら、間違いなく2台買うべきだ。

1台:39,800円(実売約29,000円) 2台:79,600円(実売約58,000円)

確かに2台買うと6万円近くなる。でも、音質の違いを考えると十分にペイする投資だと思う。

「まずは1台買って、気に入ったら2台目を買い足す」でもいい。Era 100×1台でも、HomePodやAmazon Echoより確実に良い音が出る。


Trueplayが神|部屋に合わせて自動で音を最適化

Sonosの強力な武器の一つが「Trueplay」という自動音場補正機能だ。

Trueplayの仕組み

スマホを持って部屋を歩き回ると、スピーカーから測定音が出る。その音がどう反響するかをマイクで拾い、部屋の音響特性を解析。スピーカーの出力を自動で最適化してくれる。

要するに「この部屋ではこういう音が最適ですよ」とAIが判断してくれるわけだ。

部屋を歩くだけで音が変わる

正直、Trueplayを実行する前と後で、音が全然違う。

例えば、壁際に置いた場合。普通なら低音がこもったり、高音が散ったりする。でもTrueplayを実行すると、その反響を考慮してイコライジングしてくれる。

僕の部屋は6畳で、スピーカーの背後にソファがある。こういう環境でもTrueplayをかければ、驚くほど自然な音になる。

iPhoneユーザーならアドバンスドモードも使える

Trueplayには「クイックチューニング」と「アドバンスドチューニング」の2モードがある。

クイックチューニングはスピーカー内蔵マイクで測定する簡易版。アドバンスドチューニングはiPhoneのマイクを使って、より精密に測定する上級版だ。

iPhoneユーザーなら、ぜひアドバンスドモードを試してほしい。測定に数分かかるけど、その価値は十分にある。


実際に使って分かった注意点|正直にデメリットも語る

ここまでEra 100を褒めてきたけど、気になる点もある。正直にレビューするのがこのブログのポリシーなので、デメリットも書いておく。

注意点1:持ち運びには向かない

Era 100はバッテリー非搭載の据え置き型。電源ケーブルが必須なので、持ち運びには向かない。

「キャンプに持っていきたい」「風呂場で使いたい」という人は、Sonos RoamやSonos Move 2を検討した方がいい。

Sonos Roam 2のレビューはこちらの記事で書いている。

Sonos Roam長期レビュー:お風呂も旅先もこれ一台。BluetoothとWi-Fiの二刀流が最強な理由

注意点2:Dolby Atmosには非対応

Era 100は空間オーディオ(Dolby Atmos)には対応していない。単体でDolby Atmosを楽しみたいなら、上位モデルのEra 300を選ぶ必要がある。

ただし、Era 100をサウンドバー(Arc/Beam)のリアスピーカーとして使う場合は、システム全体でDolby Atmosコンテンツの再生に対応する。僕の環境(Arc + Era 100×2 + Sub Mini)でも、NetflixのDolby Atmos作品は問題なく楽しめている。

注意点3:サラウンド構成中はBluetooth使えない

Era 100をArcやBeamのリアスピーカーとして使っている間は、Bluetoothやライン入力が使えなくなる。

「リアスピーカーとして使いながら、Era 100単体でも音楽を聴きたい」という使い方は不可能だ。これはちょっと残念なポイント。

ただし、Sonosアプリからサラウンドグループを解除すれば、単体スピーカーとして使えるようになる。切り替えは数十秒でできるので、実用上は大きな問題にはならない。(めんどくさいから、あまりしないけど、、、)


Era 100 vs Era 300|どっちを選ぶべき?

よく聞かれる質問に答えておこう。「Era 100とEra 300、どっちがいいの?」という問題だ。

価格差

  • Era 100:39,800円(実売約29,000円)
  • Era 300:69,800円(実売約60,000円)

価格差は約3万円。この差を埋めるだけの価値がEra 300にあるかどうか、がポイントになる。

Era 300を選ぶべき人

  • 単体でDolby Atmos(空間オーディオ)を楽しみたい人
  • 音質に妥協したくない人
  • 予算に余裕がある人

Era 300は上向きのドライバーを搭載しており、天井に音を反射させて立体的なサウンドを作り出す。Apple MusicやAmazon Music UnlimitedのDolby Atmos楽曲を、1台で楽しめる。

Era 100を選ぶべき人

  • コスパ重視の人
  • サウンドバーのリアスピーカーとして使いたい人
  • 設置スペースが限られている人

Era 100はEra 300より小型で、置き場所を選ばない。リアスピーカー用途なら、Era 100で十分だと僕は思う。実際、僕もリアにはEra 100を使っている。

Sonos Arc Ultra や Era 300 との比較は別の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてほしい。


Era 100の設置場所とおすすめの使い方

Era 100はコンパクトなので、いろんな場所に置ける。おすすめの使い方を紹介する。

使い方1:デスク横に置いてPC用スピーカーに

仕事用デスクの横にEra 100を1台置く。これだけで、Macからの音楽やWeb会議の音声が劇的に良くなる。

別売のライン入力アダプター(2,980円)を使えば、PCと有線接続することもできる。レイテンシーが気になる人は有線がおすすめだ。

使い方2:寝室に置いてリラックスタイムのお供に

寝室に1台置いて、寝る前の音楽や、朝のアラーム代わりに使う。

Alexaを搭載しているので、音声操作もできる。「Alexa、ジャズをかけて」で音楽が流れる。スマートスピーカーとしても優秀だ。

使い方3:リビングに2台置いてステレオ再生

リビングにEra 100×2台をステレオペアで設置。これがEra 100の真価を発揮する使い方だ。

テレビの左右に置けば、テレビの音をワイヤレスで飛ばして再生することも可能(別途Sonos Portが必要)。

使い方4:サウンドバーのリアスピーカーに

僕がやっているのがこれ。Sonos ArcやBeamと組み合わせて、5.1chサラウンドを構築する。

リアスピーカーがあると、映画の没入感が段違いになる。後ろから聞こえる足音、横を通過する車、頭上を飛ぶ飛行機。これらが全部、実際にその方向から聴こえる。

サウンドバー単体だと、どうしても「前から音が出てる」感が残る。リアスピーカーを追加した瞬間、6畳の部屋が映画館になる。


価格と購入先|どこで買うのがお得?

Era 100の価格と、おすすめの購入先を紹介する。

価格

  • メーカー希望価格:39,800円(税込)
  • 実売価格:約26,500円〜29,800円

価格.comの最安値だと26,500円程度で買えることもある。Amazonや楽天でも定期的にセールをやっているので、チェックしておくといい。

おすすめ購入先

個人的には、ポイント還元を考えるとビックカメラやヨドバシが狙い目だ。店頭で実機を視聴できるのも大きい。

Amazonで買う場合は、定期的にやっているタイムセールを狙うのがベスト。メーカー希望価格の40%オフぐらいで買えることもある。


まとめ|Era 100は「最初の1台」に最適なSonosスピーカー

長々と書いてきたけど、Era 100のレビューをまとめる。

Sonos Era 100は、先代のOneから大幅に進化したスマートスピーカーだ。

特に評価できるポイントは以下の3つ。

  1. 1台でステレオ再生ができる(ツイーター2基搭載)
  2. 低音がパワフル(ウーファー25%大型化)
  3. Bluetooth対応で使い勝手が向上

逆に注意点は以下。

  1. 持ち運びには向かない(バッテリー非搭載)
  2. 単体でDolby Atmosは非対応
  3. サラウンド構成中はBluetooth使用不可

とはいえ、約3万円でこの音質と拡張性が手に入るのは、控えめに言ってバグってる。

「スマートスピーカーが欲しいけど、Amazon EchoやGoogle Nestじゃ物足りない」 「いつかホームシアターを作りたい」 「良い音で音楽を聴きたい」

こんな人には、Era 100を全力でおすすめする。

まずは1台買ってみて、音に感動したら2台目を買ってステレオペアにする。さらに進みたくなったら、サウンドバーを買ってリアスピーカーにする。こんなステップで、無理なくホームシアターを構築できる。

僕自身、最初はSonos Roamから始まって、今ではArc + Sub Mini + Era 100×2という構成になった。次はArc Ultraへのアップグレードを狙っている。こうやって少しずつ拡張できるのが、Sonosの楽しさであり、沼でもある。

Era 100は、そのSonos沼への「最初の一歩」として最適な1台だ。


よくある質問

最後に、Era 100に関するよくある質問に答えておく。

Q. Sonos OneとEra 100はステレオペアにできる?
A. できない。ステレオペアは同じモデル同士でしか組めない。OneはOne同士、Era 100はEra 100同士で組む必要がある。

Q. Era 100とEra 300はステレオペアにできる?
A. できない。同じ理由で、違うモデルは組み合わせられない。

Q. Alexa以外の音声アシスタントは使える?
A. AirPlay 2経由でSiriを使うことはできる。ただし、Google アシスタントは非対応。

Q. 防水機能はある?
A. ない。Era 100は防水・防塵機能がないので、浴室やキッチンの水がかかる場所には置かないこと。

Q. 壁掛けできる?
A. 専用のウォールマウント(別売)を使えば可能。縦向きに壁掛けするデザインになっている。


これでEra 100のレビューは終わりだ。

もし質問があれば、コメント欄で聞いてほしい。

そして、この記事を読んでEra 100が気になったなら、まずは家電量販店で視聴してみることをおすすめする。あの音を聴いたら、きっと欲しくなるはずだ。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次