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SYMFONISK vs Sonos One|1万円の価格差は音質に出るのか徹底比較

目次

IKEAのSYMFONISKとSonos One、結局どっちを買えばいいのか問題

結論から言う。BGM用途やサラウンド用スピーカーとして使うなら、SYMFONISKで十分。でも「メインスピーカーとしてガッツリ音楽を楽しみたい」なら、1万円を追加してでもSonos Oneを選んだ方がいい。

正直、僕も最初は「IKEAのスピーカーなんてオモチャでしょ」と思っていた。だって、あのIKEAだ。家具屋が作るスピーカーに期待する方がおかしい。

ところが実際に両方を自宅の1Kで聴き比べてみたら、その先入観は見事に覆された。SYMFONISKは想像以上に「まともな音」を出す。だけど、Sonos Oneと比べると確かに差がある。その差が1万円に見合うかどうか、これが今回の記事のテーマだ。

この記事では、両方を所有している僕が「音質」「使い勝手」「設置のしやすさ」の観点から、どちらを買うべきか徹底解説する。

SYMFONISKとSonos Oneの基本スペックを比較

まず、両者の違いをざっくり把握しておこう。

価格の違い

SYMFONISK ブックシェルフ型(第2世代)は約16,990円。対してSonos One Gen2は約26,800円前後。価格差は約1万円だ。

この1万円をどう見るか。ラーメン25杯分、Netflixの約8ヶ月分、あるいはちょっといいディナー1回分。人によって感じ方は違うだろうけど、スピーカーの世界では決して小さくない差額だ。

共通点は意外と多い

実はSYMFONISKはSonosとIKEAの共同開発製品。中身のサウンドシステムはSonosが担当しているので、基本的な部分は共通している。

どちらもSonosアプリで操作できるし、AirPlay 2にも対応。iPhoneから直接音楽を飛ばせる。Spotifyユーザーなら、Spotify Connectで直接再生もできる。

さらに、Sonosの音場補正機能「TruePlay」にも両方とも対応。これ、iPhoneのマイクを使って部屋の音響特性を測定し、自動でイコライジングしてくれる機能なんだけど、これがあるだけで音のクオリティがワンランク上がる。

決定的な違いはマイクの有無

Sonos OneにはAmazon Alexaが搭載されていて、マイクで音声操作ができる。「アレクサ、音楽かけて」で操作完了。

一方、SYMFONISKにはマイクがない。音声操作したければ、別途Echo DotなどのAlexaデバイスが必要になる。

ただ、正直に言うと僕はスピーカーに話しかける習慣がない。スマホでポチポチする方が早いし、一人暮らしの部屋で「アレクサ!」と叫ぶのはちょっと恥ずかしい。この違いが重要かどうかは、あなたの使い方次第だ。

音質の違いを実際に聴き比べてみた

さて、本題。1万円の価格差は音質に出るのか。

Sonos Oneの音質

Sonos Oneは、このサイズからは信じられないくらいクリアな音を出す。特に女性ボーカルの高音域が気持ちいい。あいみょんの曲を流すと、声がスーッと頭の中に入ってくる感覚。

低音も締まっていて、King Gnuの「白日」みたいな曲でもボワつかない。モニタースピーカーに近いストレートなサウンドで、解像度が高い。

僕が音質重視でSonosを選んだ理由の一つが、この「クリアさ」だ。狭い1Kでも音が濁らず、BGMとしても邪魔にならない上品さがある。

SYMFONISKの音質

対してSYMFONISKは、少し「緩い」音。悪い意味じゃない。むしろBGMとして流すには聴き疲れしない、ちょうどいい塩梅とも言える。

ただ、Sonos Oneと比べると高音の抜けが若干悪い。フィルターを一枚挟んでいるような、そんな印象。解像度もSonos Oneには及ばない。

とはいえ、1万円台のスピーカーとしては驚異的なクオリティだ。Amazonで同価格帯のBluetoothスピーカーを買うくらいなら、SYMFONISKの方が100倍幸せになれる。これは断言できる。

1万円の差は「聴き比べると分かる」レベル

正直なところ、単体で聴いていれば気にならない差だ。SYMFONISKだけ使っていて「なんか物足りないな」とはならない。

でも、並べて聴き比べると「あ、やっぱり違うな」と分かる。Sonos Oneの方がワンランク上の音質であることは間違いない。

じゃあ1万円追加する価値があるかと言えば、それは「音楽への向き合い方」で変わる。毎日ガッツリ音楽を聴く人なら、間違いなくSonos Oneを選ぶべき。週末にちょっとBGMを流す程度なら、SYMFONISKで十分だ。

用途別おすすめ|あなたに合うのはどっち?

SYMFONISKがおすすめな人

まず、予算を抑えたい人。2台でステレオペアを組んでも約34,000円で収まる。Sonos Oneを2台揃えると5万円を超えるから、この差は大きい。

次に、サラウンドスピーカーとして使いたい人。Sonos BeamやSonos Arcの背後に置くリアスピーカーなら、SYMFONISKで十分。むしろSonos Oneをサラウンド用に使うのは「もったいない感」がすごい。

あとは、デザイン重視の人。SYMFONISKは横置きにすれば棚としても使えるし、壁掛けもできる。IKEAらしい「部屋に馴染む」デザインは、インテリアにこだわる人には刺さるはずだ。

関連記事:Sonos Beam Gen2とArcの違いを比較

Sonos Oneがおすすめな人

メインスピーカーとして使いたい人は、迷わずSonos One。1台でも十分なパワーがあるし、音質の差が毎日の満足度に直結する。

音声操作を使いたい人もSonos One一択。SYMFONISKにマイクはないから、Alexaでの操作は別途デバイスが必要になる。

そして「Sonosの音」を体験したい人。SYMFONISKも悪くないけど、Sonosの本気を知りたいなら、最低でもSonos Oneから始めた方がいい。

関連記事:Sonos Oneレビュー|6畳間が音楽スタジオに変わる体験

SYMFONISKをサラウンドスピーカーに使うという選択肢

ここで一つ、コスパ最強の組み合わせを紹介したい。

フロントにSonos Beam Gen2、リアにSYMFONISKを2台。この構成なら、約10万円でそこそこ本格的なサラウンドシステムが組める。

Netflixで映画を見た時の没入感が段違いになる。後ろから環境音が聞こえてくるだけで、6畳の1Kが映画館に変わる。これ、ガチで体験してほしい。

サラウンド用途なら、SYMFONISKの「少し緩い音」はむしろメリット。主張しすぎず、自然に空間を包み込んでくれる。

関連記事:Sonos Beamでホームシアターを作る方法

購入前に知っておくべき注意点

SYMFONISKはサイズが大きい

見た目以上にデカい。縦置きすると約31cmの高さがある。30cm定規と同じくらい。狭い棚には収まらないこともあるから、事前にサイズ確認は必須だ。

どちらもBluetooth接続は非対応

SonosもSYMFONISKも、Wi-Fi接続が基本。Bluetooth接続したいなら、選択肢はSonos Roamなど別のモデルになる。

TruePlayはiPhoneが必要

音場補正機能「TruePlay」は、iPhoneかiPadでしか使えない。Androidユーザーはこの機能を諦めるか、知り合いのiPhoneを借りて設定するしかない。

関連記事:Sonos Roam 2レビュー|外でもSonosの音を持ち歩く

僕の結論|迷ったらSonos Oneを買え

正直、SYMFONISKは「IKEAが作ったスピーカー」としては100点満点の出来だと思う。この価格でSonosのエコシステムに入れるのは革命的だ。

でも、僕が人に薦めるなら、Sonos Oneを推す。

理由はシンプル。スピーカーは毎日使うものだから。1万円の差は、365日で割れば1日27円だ。缶コーヒー以下。毎日の音楽体験がワンランク上がることを考えれば、この投資は確実にペイする。

「とりあえず安い方で」という選び方は、ガジェットの世界では後悔の元。特に音響機器は、一度いい音を知ると戻れなくなる。だったら最初からSonos Oneを買って、「いい音のある生活」をスタートさせた方がいい。

ただし、サラウンド用途やセカンドスピーカーとして買うなら、SYMFONISKは最高の選択肢だ。2台で3万円台というのは、Sonosの世界では破格すぎる。

どちらを選んでも、今のスマホ内蔵スピーカーやテレビのショボい音から脱却できることは間違いない。課金すべきはソシャゲよりリアル空間。まずは一歩、踏み出してみてほしい。


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