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3万円で作るSonosサラウンドシステム|SYMFONISKを活用した構成例

Sonosのサウンドバーを買ったはいいものの、「やっぱりサラウンドで映画観たいな……」と思ったことはないだろうか。

僕も最初はSonos Beamだけで満足していた。でも、Netflixで『オッペンハイマー』を観ていたとき、「この爆発音、後ろから聞こえてきたらヤバいよな」と思ってしまった。そこからが沼の始まりだった。

結論から言うと、約3万円の追加投資でSonosのサラウンドシステムは完成する。しかもケーブルレスで。その秘密兵器がIKEAとSonosのコラボ製品「SYMFONISK(シンフォニスク)」だ。

目次

SYMFONISKとは何者か

SYMFONISKは、IKEAとSonosが共同開発したWiFiスピーカー。北欧家具の雄と、世界屈指のオーディオメーカーが手を組んだ結果、「見た目は家具、中身はガチ」というスピーカーが生まれた。

正直、最初は「IKEAでしょ?」と舐めていた。でも中身は正真正銘のSonos。Sonosアプリで動くし、他のSonos製品と完全に連携する。つまり、SonosのBeamやArcのリアスピーカーとして使えるということだ。

価格はブックシェルフ型が1台14,990円。2台買っても29,980円。Sonos純正のEra 100を2台買うと約6万円、Era 300なら10万円オーバーになることを考えると、この価格破壊っぷりは異常だ。

約3万円で組めるサラウンド構成

具体的な構成を見ていこう。

すでにSonosのサウンドバー(Beam Gen2やArcなど)を持っている人が対象だ。ここに以下を追加する。

SYMFONISKブックシェルフ型WiFiスピーカー × 2台:約29,980円

これだけ。マジでこれだけで5.0chのサラウンドシステムが完成する。

電源ケーブルを挿すだけでWiFiで自動接続するから、リアスピーカーのためにソファの下を這うケーブルとはおさらばだ。賃貸の1Kでも、配線を気にせずサラウンド環境が作れる。

SYMFONISKの種類と選び方

SYMFONISKにはいくつかバリエーションがある。

ブックシェルフ型(第2世代)は最もスタンダードな選択肢。縦置きでも横置きでもOKで、壁掛けすれば棚としても使える。サラウンド用途ならこれ一択だと思っている。14,990円。

テーブルランプ型はスピーカーとランプが一体化したモデル。ベッドサイドに置くなら便利だが、サラウンド用途には向かない。ランプベースだけだと17,990円で、シェードは別売り。

アートフレーム型は壁掛けの絵画のようなデザイン。インテリアとしては最高だが、34,990円とやや高め。部屋の美観を最優先する人向け。

サラウンドシステムを3万円で組むなら、ブックシェルフ型一択だ。

セットアップは驚くほど簡単

Sonosのセットアップは本当に楽だ。AVアンプのように複雑な配線も、チャンネル設定も必要ない。

まずSYMFONISKを電源に接続する。次にSonosアプリを開くと、新しいスピーカーが自動で検出される。「サラウンドとして使用する」を選んで、左右どちらに置くかを指定するだけ。

最後にTrueplayで音響補正を行う。iPhoneかiPadを持って部屋を歩き回ると、部屋の形状や家具の配置に合わせてサウンドを最適化してくれる。この機能、地味にすごい。6畳の変形した部屋でも、ちゃんとサラウンドが成立する。

所要時間は2台で15分程度。土曜の午後、コーヒー片手にサクッと終わる。

実際に使ってみた感想

サラウンド化して最初に観たのは『DUNE/デューン』だった。砂漠のシーンで風の音が後ろから聞こえてきた瞬間、思わず振り返った。1Kのワンルームがアラキスになった。

テレビのニュースやYouTubeではそこまで恩恵を感じない。これは正直に言っておく。
サラウンドの真価が発揮されるのは、5.1ch対応のコンテンツを観るときだ。NetflixやAmazonプライムの映画、Apple TV+のドラマ、ゲームなんかが相性抜群。

音楽を聴くときは、サラウンドをオフにしてステレオで聴くこともできる。Sonosアプリから簡単に切り替えられるから、シーンに合わせて使い分ければいい。

あと、SYMFONISKをサラウンド設定にすると、単独での音楽再生はできなくなる。BeamやArcの「子ども」になるイメージだ。これはデメリットというより仕様なので、覚えておこう。

正直なデメリット

いいことばかり書いてきたが、デメリットも正直に書く。

まず、低音は物足りない。

SYMFONISKはあくまでリアスピーカーなので、映画の爆発音やEDMのキックをガツンと感じたいなら、サブウーファー(Sub Mini:約6万円)の追加を検討したほうがいい。3万円のサラウンドに6万円のサブウーファーを足すかどうかは、正直悩むところだと思う。

次に、SYMFONISKは第1世代と第2世代がある。

第1世代は古いSonos S1アプリにしか対応していない場合があるので、必ず第2世代(Gen 2)を買うこと。IKEAの店舗で在庫を確認するときは注意してほしい。

最後に、サラウンド用のスピーカーは同じモデルで揃える必要がある。ブックシェルフ型とテーブルランプ型を組み合わせることはできない。2台とも同じSYMFONISKで揃えよう。

こんな人におすすめ

以下に当てはまる人は、今すぐIKEAに走ったほうがいい。

  • Sonos BeamかArcをすでに持っていて、サラウンド化を検討している人。
  • Era 100やEra 300に6〜10万円かけるのは躊躇するが、3万円なら出せるという人。
  • 賃貸だからケーブルを這わせたくない人。
  • 「とりあえずサラウンドを体験してみたい」というエントリー層。

逆に、こんな人にはおすすめしない。

  • 低音重視でサブウーファーは必須だと考えている人(予算が3万円では収まらない)。
  • Dolby Atmosの天井反射まで完璧に再現したい人(それならEra 300を買うべき)。
  • そもそもSonosのサウンドバーを持っていない人(まずはBeam Gen2から始めよう)。

まとめ:3万円でQOL爆上がり

SYMFONISKを使えば、約3万円でSonosのサラウンドシステムが完成する。

6畳のワンルームでも、配線なしで5.0chの臨場感が手に入る。週末の映画鑑賞が、ただの「テレビを観る時間」から「ホームシアター体験」に変わる。これ、ソシャゲのガチャに3万円突っ込むより、確実にリターンがでかい。

IKEAの店舗でも、オンラインでも買える。悩んでいる時間がもったいない。週末、砂漠の惑星に行こう。


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