MENU

Sonos 2台でステレオペア設定したら、世界が変わった話。「点」で聴くか、「面」で浴びるか。

目次

あなたはまだ「モノラル」の世界にいる

最初に断言しておく。

Sonos 1台で満足している人は、そのスピーカーのポテンシャルの半分も引き出せていない。

「いやいや、1台でも十分音いいじゃん」「2台って、ただ音が大きくなるだけでしょ?」

……わかる。僕も昔はそう思っていた。

でもね、2台にしてステレオペア設定をした瞬間、部屋の壁が消えた。比喩じゃなくて、本当にそう感じたんだ。

1台のスピーカーから出る音は、どんなに高音質でも所詮「点」だ。音源が一箇所に集約されている。でも人間の耳は2つある。右耳と左耳が存在する意味を、考えたことがあるだろうか。

僕らの脳は、左右から届く音の微妙な時間差や音量差を処理して「空間」を認識している。つまり、1台のスピーカーで聴いている時点で、人間本来の聴覚体験を半分捨てているようなものなんだ。

2台にした瞬間、音が「点」から「面」になる。部屋全体が音に包まれて、アーティストが目の前に現れる。大げさじゃない。本当にそうなる。

この記事では、Sonos OneやEra 100をステレオペアにするメリットと、たった30秒で完了する設定方法を解説する。読み終わる頃には、きっと2台目をカートに入れているはずだ。


1+1=2 じゃない。「1+1=5」くらいになる

「2台にしたら音量が2倍になる」

これ、完全に間違いだ。

ステレオペアの本質は音量じゃない。「空間」と「定位感」だ。

音の広がり(サウンドステージ)という革命

ステレオペア設定をして、まず最初に試してほしいのがQueen「Bohemian Rhapsody」だ。

イントロの「Is this the real life…」が流れた瞬間、ボーカルが部屋の真ん中に浮かび上がる。左側からはピアノ、右側からはギターのアルペジオ。コーラスが広がっていく感覚が、1台の時とは次元が違う。

これが「サウンドステージ」ってやつだ。

音楽制作の現場では、各楽器の配置(パンニング)を緻密に計算している。ボーカルはセンター、ハイハットは右寄り、ベースは中央下…といった具合に。1台のスピーカーだと、この情報がすべて潰れて「混ざった音」として出てくる。

2台にした瞬間、制作者の意図した通りの音像が再現される。ライブハウスで聴いているような臨場感。6畳の部屋がステージになる。

ボリュームを上げなくていい。これ、地味に最強

1台で聴いていた頃、僕は結構な音量で鳴らしていた。なぜか。音に「厚み」を出そうとすると、どうしてもボリュームを上げるしかなかったからだ。

でも2台にしたら、小音量でも部屋全体が音に満たされる。

これ、マンション住まいの人間にとっては革命だ。

深夜2時に音楽を聴きたい。でも隣人に迷惑はかけたくない。1台だと「物足りない」と感じていた音量でも、ステレオペアなら十分に満足できる。音が身体を包み込む感覚は、音量とは別の話なんだ。

近所迷惑を気にして音楽を我慢していた人、2台にするだけで世界が変わる。これは約束する。


Era 100とSonos One、どっちで組むべき?

ここで現実的な話をしよう。

「ステレオペアが良いのはわかった。でもEra 100とSonos One、どっちを買えばいいの?」

結論から言う。どっちでも革命は起きる。ただし、選び方にはコツがある。

Sonos One(SL含む):コスパ重視ならこれで十分

すでにSonos Oneを持っているなら、同じSonos Oneをもう1台買うのが正解だ。

Sonos One SL(マイクなしモデル)なら、中古市場やセールで2万円台で手に入ることもある。正直、この価格でステレオペアの恩恵を受けられるなら、迷う理由がない。

「OneとOne SLって混在できるの?」という質問をよく受けるが、問題なくペア設定できる。機能的な差はマイクの有無だけだから、音質は同じだ。

Era 100:予算があるなら進化を体感できる

Era 100は2023年に発売されたSonos Oneの後継機だ。

何が変わったか。ざっくり言うと「低音」と「ステレオ感」が強化された。Era 100は1台でも左右にツイーターを搭載していて、単体でのステレオ感がOneより優れている。

じゃあEra 100を2台でステレオペアにしたらどうなるか。

……ヤバい。語彙力を失うレベルで音場が広がる。

予算に余裕があるなら、Era 100の2台構成を強くおすすめする。ただし、Sonos Oneのステレオペアでも「革命」は確実に起きる。最初の1歩としてはOneで十分だ。

Sonos Era 100の詳しいレビューはこちらの記事でも書いているので、気になる人はチェックしてほしい。


設定は30秒。この手軽さがSonos

「ステレオペアって設定めんどくさそう」

これもよくある誤解だ。

Sonosの凄さは、音質だけじゃない。設定の手軽さが異常なんだ。

ステレオペア設定の手順

  1. Sonosアプリを開く
  2. 「設定」→「システム」→ペアにしたいスピーカーを選択
  3. 「ステレオペアを作成」をタップ
  4. 左右どちらに置くか指定する

以上。本当にこれだけ。30秒で終わる。

アンプもいらない。AVレシーバーもいらない。電源ケーブルを挿してWi-Fiに繋ぐだけで、ハイエンドオーディオが完成する。

従来のオーディオ趣味は、機材選びと配線に膨大な時間とお金がかかった。スピーカーケーブルの太さがどうとか、バナナプラグがどうとか。正直、僕にはそこまでの情熱はない。

でもSonosなら、テクノロジーの力で「良い音」への最短距離を走れる。ミニマリストでありながら、音質に妥協しない。この両立が可能なのは、2024年現在Sonosだけだと思っている。


僕の提案:「リアスピーカー」への転用も見据えろ

ここからは少し先の話をする。

もし将来、テレビの音をアップグレードしたくなったらどうする?

その時はSonos BeamやSonos Arcといったサウンドバーを買うことになるだろう。そして、さらに臨場感を求めるなら「サラウンドスピーカー」が欲しくなる。

ここで朗報。

今持っているSonos OneやEra 100は、そのままサラウンド用のリアスピーカーとして流用できるんだ。

つまり、2台目のSonosを買うことは「無駄な出費」じゃない。将来のホームシアターシステムへの「投資」なんだ。

音楽を聴くためにステレオペアとして使う → 飽きたらサウンドバーのリアスピーカーに転用 → 本格的な5.1chサラウンド環境が完成

この拡張性を持った製品は他にない。Sonosのエコシステムに乗っかっておくと、後から絶対に得をする。僕はそう確信している。

関連記事:Sonos Arc vs Beam Gen2 比較レビュー:日本のマンションに最適なのはどっち?


迷うな、対(つい)にせよ

最後に、僕から一つだけ言いたいことがある。

「2台目を買うか迷っている」

その気持ち、痛いほどわかる。だって数万円の追加投資だ。慎重になるのは当然だ。

でもね、僕は1台で満足していた過去の自分を、今では少し恥ずかしく思っている。

「良い音で聴いてるつもりだった」のに、実はステレオ音源をモノラル再生していたようなもの。右耳と左耳を持っているのに、その性能を半分しか使っていなかった。

2台目を買った日の夜、いつものプレイリストを最初から聴き直してほしい。

同じ曲なのに、聴こえなかった音が聴こえる。ボーカルの息遣い、ギターの残響、ドラムの空気感。「え、この曲ってこんな音入ってたの?」と驚くはずだ。

そして、間違いなくニヤける。

たった数万円で、自宅がライブハウスになる。6畳のワンルームが、アーティストのプライベートライブ会場になる。

迷うな。2つ買おう。

その選択は、絶対に後悔しない。


Sonos 2台目の購入はこちら

※Sonos One SLは中古やセールを狙うとかなりお得に手に入る。まずは2台体制を整えることが最優先だ。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次